こんにちは! いつもブログをご覧になって頂き ありがとうございます。本日はグルコジェニックと ケトジェニックについてです。 ダイエットをするにあたり 摂取カロリーを減らしたければ、 三大栄養素のうち、 どれかの摂取量を減らすしかありません。 たんぱく質は筋肉を作り、 脂質はホルモンを生成する源、 炭水化物の糖質は脳の活動などの栄養源になっており、 それぞれ大切な役割があります。 ダイエットの天敵と思われている 糖質、脂質の摂り方を意識して、 関係の深い糖質か脂質のどちらかを減らすことが 効果的になります。 体にはエネルギー(糖質や脂肪)を 貯蓄する機能があります。 糖質のエネルギーを全て使ってしまわないことには、 脂質をエネルギー源にする為の シグナルがうまく働かない仕組みになっています。 皆さんは、「グルコジェニック」、 「ケトジェニック」という言葉を 耳にしたことはありますか?
ボディメイクやダイエット、体質改善や 健康管理などを意識されている方は ご存じかもしれません。グルコジェニックとは、 グルコース(糖質)を メインエネルギーとして代謝する状態の事で、 炭水化物主体の食習慣である 現代人の主要エネルギーとされています。 対してケトジェニックとは、ケトン体(脂質)を メインエネルギーとして 代謝する状態の事で、 農耕が始まる以前の 古代人的食習慣によるエネルギー 循環をいいます。 炭水化物 主体のグルコジェニック
摂取した糖質は、筋肉や肝臓に貯蔵され 糖エネルギーとして代謝されます。 しかし、余った糖質は中性脂肪として貯蔵されるので、 摂取する糖質量をコントロールしなければ、 体に脂肪がつき肥満に繋がります。 炭水化物主体の現代において、 肥満はまさに現代病の代表でもあります。 さらには、年齢を重ねると代謝が低下し、 また筋肉量が落ちなければ、 当然ながら糖質が余るので「太りやすく」なります。 脂肪主体のケトジェニック
糖質が枯渇して、ようやく 脂肪をエネルギーとした回路が 周り始めます。糖エネルギーは常に優先して 消費されるのですが、糖質が枯渇すると 体は脂肪酸をエネルギーにします。 これによって、余った中性脂肪がエネルギーとして 活用されるので「短期間で一気に痩せる」 といった現象が起こりやすくなります。 脂肪酸から同時にケトン体という エネルギー物質も分泌されます。 ケトン体が脳のエネルギー源として働く事は 科学的に証明されています。 では、単純に糖質制限をして ダイエットをすれば痩せる!と 思うかもしれませんが、 ケトジェニックダイエットには、 気をつけなければならない体の反応があります。 それは「糖新生」という反応です。 糖新生とは?
糖質を制限すると、筋肉や肝臓に グリコーゲン(糖)が供給されなくなります。 それにより、体は緊急事態として筋肉を分解し、 糖エネルギーを作り出す生体機能が働き始めます。 これが「糖新生」と呼ばれる回路で、 せっかく蓄えた筋肉がどんどん分解される カタボリックという症状が起こります。 糖質制限やカロリー制限によるダイエットをすると、 一見体重が減ってダイエットが できているように思うかもしれませんが、 脂肪だけでなく筋肉が 減っている恐れがあり、 栄養不足になっている可能性があります。 このカタボリックを防ぐためには、 「十分なたんぱく質+他の栄養素 (ビタミン類やミネラル、酵素など)を 摂取することがとても重要になります。 ご参考になさってください。 ここまで読んで下さって ありがとうございました。