こんにちは! いつもブログをご覧になって頂き、 ありがとうございます! 今回は筋肉の役割についてお話しさせて頂きます。何故今回このお話しをさせて頂くのかというと 当院にご来院されている方の中で どこの筋肉が痛みの原因ですか?と ご質問がありましたので、 そこから筋肉についての役割をお話しすることで より自分のお身体に興味を持って頂きたいと思います。 人の身体には大きな筋肉、小さな筋肉600個 集まって僕らが生きていくために 働いてくれています。 筋肉があることで5つの働きがあります。 単に体を動かすことだけでなく、 骨自体を覆うように守ってくれたり、 筋肉があることで何もしなくても一日に消費できる 基礎代謝自体を上げてくれること、 血液やリンパを運んでくれる役目があります。 お越し頂いている方の中では、 スポーツ選手のようにあれだけ 筋肉が大きくならなければいけないの? と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、 決してそんなことはありません。 ただ、筋肉が減少することで体の痛みや不調に 繋がるため気をつけなければいけません。 筋肉は3つの種類がありまして 一つは、骨格筋、平滑筋、心筋と構成されています。
骨格筋は、筋肉全体の40%〜50%を占めていて 自分の意志で動かせる筋肉でして 運動で筋肉の量を増やせる筋肉です。 ホルモンを作ることも担っています。 骨と骨が繋がっている部分を関節というわけですが、 関節をまたいで骨についている筋肉が 伸びたり縮んだり自分の意志で動かせます。 平滑筋は、小腸、大腸、胃などの 血管や消化管などを動かし、 血流を良くしてくれています。 心筋は心臓を動かしています。 ここからは筋肉の役割について お話しさせて頂きます。 1、体の安定、動かす役目があります。 日常生活の歩く、立つ、座るなども 筋肉が伸びて縮んでくれるからこそ 知らず知らずに自然と動きとしてできています。 骨格筋が姿勢を維持するために 働いてくれているからこそ関節も安定していて 正常で円滑な動きができています。 地球に住んでいるわけなので、 重力にも逆らうため 姿勢を維持する筋肉が働いてくれるので、 生活が送れています。 2、人間の体の中で一番水分の量を 保っているのは筋肉です。 筋肉が少ない人ほど、水分が保てていないため、 脱水症状になりやすいです。 3、熱を生み出して代謝が向上する 筋肉を鍛えることで骨や筋肉を発達させる、 脂肪燃焼の促進や代謝の活性に より若々しくいられるようになるのも ホルモンがでているためです。 筋肉を使うことで熱が生まれるため、 体温が上昇し、それが免疫力を高めることに繋がり、 血流も良くなることで多くの細胞に 酸素や栄養が届くようになります。 4、ポンプ作用がある 分かりやすい例でいいますと、 ふくらはぎは第二の心臓と 言われるのをご存知でしょうか? 足先などの心臓から離れた部分になれば、 送られてくる血液の勢いは弱まっています。 筋肉が伸びて縮んでくれることで、 血液循環が促進されやすくなります。 ふくらはぎの機能を高めてあげることは とても大事になります。 5、免疫機能に関わる 筋肉には免疫力を上げるリンパ球などの免疫細胞は 筋肉に蓄えられていてグルタミンによって より活性化されます。 ですので、筋肉量が減ると免疫機能が 低下することに繋がります。 次回はでは筋肉が多い方に比べて、 少ない方にはどんな不調が起きるのか? ということについて解説していこうと思います。 ご参考になさってください ここまで読んで下さってありがとうございました。