こんにちは!
いつもブログをご覧になって頂き
ありがとうございます😊
前回は三大栄養素とたんぱく質の解説について
お話しさせて頂きました。
今回は脂質についてのお話しです。
脂質は、体内のエネルギー源になるだけではなく、
外部からの刺激や衝撃から
体を守るための皮下脂肪や、ホルモンや遺伝子の材料、
栄養素の吸収や運搬、体温調整、栄養素の合成や貯蔵
などさまざまな役割を持ちます。
1gあたり9kcalと、カロリーがもっとも高い
という特徴もあります。
摂りすぎると肥満や高血圧など
生活習慣病の要因になりますが、
制限をしすぎると、ホルモンバランスの乱れ、
エネルギー不足や皮膚炎など、
体の不調の要因にもなります。
厚生労働省が発表しているバランスに当てはめると、
1日の脂質目標量は、男性で約60~90㎏、
女性で約45~65gとなります。
大さじ1杯の油が12g、
100gあたりの赤身肉や皮なしの鶏肉で5g程度、
脂が多い部位で20g程度です。
肉の油やマーガリンは避け、
不飽和脂肪酸であるオリーブオイルやアマニ油、
グレープシードオイル、魚料理やナッツがお勧めです。
C=炭水化物
炭水化物は、体の重要なエネルギー源です。
白米、麺、芋などの主食や、砂糖といった甘いものに
多く含まれています。簡単に消化吸収されるものが多く
脂質、たんぱく質よりも優先的に
体の活動や脳のエネルギー源として
利用されます。また、水分を多く保持する力が
あるため、体の便の水分コントロールにも関与します。
必要以上にとりすぎてしまうと血糖値上昇により
脂肪が合成され、皮下脂肪や
内臓脂肪として蓄積されます。
炭水化物は、糖質と食物繊維に
分けて考えることができますが、
主にエネルギー源として利用されるのが糖質で、人の
消化酵素で消化されにくい成分が食物繊維です。
炭水化物は1gあたり4kcalありますが、
そのほとんどは糖質のカロリーで、
食物繊維には殆どカロリーがありません。
食物繊維は消化されにくい特性のため、
体内では血中の糖質や脂質の吸収を
緩やかにする働きや、腸内の不要なものを便として
外に排出、腸内細菌のエサとなり腸の働きを
活発にする手助けをしてくれます。
食物繊維は不足することが多いため、
海藻やきのこ、こんにゃくなどで
積極的に摂取しましょう。
次回はグルコジェニックとケトジェニックについて
解説していきます。
ご参考になさってください。
ここまで読んで下さってありがとうございました。