腸が「第二の脳」と呼ばれているのは? こんにちは! いつもブログをご覧になって頂き ありがとうございます。 腸は便秘や下痢、お肌の状態、ダイエット、 メンタルヘルス(心の健康状態)、免疫力向上など 身体の様々な機能と関係があります。 今回は腸が全身の健康に 関係していることをお伝えします!腸と脳の関係 腸はおよそ一億もの神経細胞を持ち、 脳からの指令がなくても独立して活動することができる 唯一の臓器のため第二の脳と呼ばれています。 脳と腸は、自律神経系、免疫系、内分泌系(ホルモン)の 大きく3つの経路を介してお互いに影響を及ぼしています。 このことを腸脳相関といいます。 脳から腸への情報伝達と腸から脳への情報伝達が、 一方向ではなく双方向に影響を及ぼします。 不安や緊張状態の時に頻繁にトイレに行きたくなったり、 胃腸の調子が悪くなったり、 空腹のはずなのに過度の緊張で 食欲が出ないなどの経験はありませんか? 脳がストレスや不安を感じると その情報が腸に伝わり、 腸の機能に影響を及ぼします。 緊張や不安感など強いストレス状態になると、 脳から腸に向かう信号が強くなり、 自律神経系と内分泌系を介して、 腸の収縮運動が激しくなり痛みを感じやすく 過敏状態になります。 この状態が強く深刻なケースだど、 お腹の痛みが続いたり、 便秘や下痢などの症状が 数ヶ月以上続いたりする過敏性腸症候群という 機能障害が起こりやすくなります。 また食物の摂取方法や食物の種類によっては 腸から脳へ向かう信号を強くし、 脳内の情報処理機能に影響を与えることも 明らかになりました。 脳が受けたストレスが腸の失調として現れたり、 腸に起きた生理的変化が脳の機能に 影響を与えたりといった 現象も最近の研究で明らかになってきています。 腸に悪玉菌が増えることで腸粘膜に炎症が起き、 その炎症が血流にのって脳にも影響を及ぼすという 研究も近年では注目されています。 うつ病を発症している人は、ビフィズス菌などの 善玉菌といわれる腸内細菌が 健康な人と比べて少ないことが研究により 明らかにされています。 うつ病の原因は神経伝達の異常やストレスの影響、 慢性炎症などの要因が提唱されており、 まだ不明な部分が多いものの腸と脳は深く関係して いることが研究により明らかになり注目を浴びています。 この状態が強く深刻なケースだど、 お腹の痛みが続いたり、 便秘や下痢などの症状が数ヶ月以上続いたりする 過敏性腸症候群という機能障害が起こりやすくなります。 また食物の摂取方法や食物の種類によっては 腸から脳へ向かう信号を強くし、 脳内の情報処理機能に影響を与えることも 明らかになりました。脳が受けたストレスが 腸の失調として現れたり、 腸に起きた生理的変化が脳の機能に 影響を与えたりといった現象も 最近の研究で明らかになってきています。 腸に悪玉菌が増えることで腸粘膜に炎症が起き、 その炎症が血流にのって脳にも影響を及ぼすという 研究も近年では注目されています。 うつ病を発症している人は、 ビフィズス菌などの善玉菌といわれる腸内細菌が 健康な人と比べて少ないことが研究により 明らかにされています。 うつ病の原因は神経伝達の異常やストレスの影響、 慢性炎症などの要因が提唱されており、 まだ不明な部分が多いものの腸と脳は深く関係して いることが研究により明らかになり注目を浴びています。 腸と腸内細菌の働きとは?
腸は小腸と大腸に分けられ、 小腸は十二指腸、空腸、回腸からなり 長さは全体で6〜7mあります。 胃で消化された食べ物が送り込まれ、 栄養素の消化と吸収が行われ血管を 通して全身に運ばれます。 大腸は盲腸、結腸、直腸からなり 長さは全体で1〜2mあり、 お腹の右下からぐるりと時計回りに回っています。 大腸は消化、吸収をほとんどせず、 主に便をつくり、排出を促す働きをしています。 また小腸は消化液などの影響で腸内細菌が少なく、 大腸には小腸の1万倍もの 数の腸内細菌が群れをなして存在しています。 善玉菌が2割、悪玉菌1割、日和見菌7割の割合で 腸内細菌はバランスが保たれている。 腸内細菌の主な働きは、 免疫力の向上、ビタミンの合成、 神経伝達物質の合成などがあります。 免疫力の向上 腸には食べ物以外に様々な細菌や ウイルスも侵入してきますが、 腸は外敵にさらされる機会が多いため、 免疫機能が備わっています。 侵入してきた外敵と直接戦う抗体や、 免疫に関わる細胞の6割以上が腸に存在しており、 腸は体内で最大の免疫器官と言われています。 この腸が健康な状態を保つことが、 免疫力向上のカギとなります。 ビタミンの合成 腸内細菌は、食べた物の栄養素を使い 腸内でビタミンを合成しています。 人は体内でビタミンの合成ができないため、 腸内細菌の力でビタミンB群と ビタミンKを生成します。 腸内に悪玉菌が多い環境になると、 ビタミン合成能力が低下してしまいます。 神経伝達物質の合成 神経細胞間で情報伝達が行われることで、 適切に身体に指示を送ることができます。 神経間で情報を受け渡す時に必要なのが、 神経伝達物質です。 その中でも腸と脳に関係が 深い神経伝達物質がセロトニンです。 セロトニンは、脳内では心を安定させ集中力や幸福感、 睡眠の質を高める働きがありますが、 腸においては腸を動かす指令を出す際に使われています。 セロトニンは体内に10mgほど存在しており、 その約90%が腸に存在し、 血液に約8%、脳に約2%存在しています。 セロトニンの合成には直接細菌が大きく関わっており、 腸内細菌のバランスがよくないと セロトニンを充分に合成することができないため、 腸内細菌のバランスがとても大切になります。 結果腸内細菌を整えるためには? 善玉菌を直接身体に摂り入れる 善玉菌を育てるものを摂り入れる お勧めの食べ物は、 善玉菌を直接身体に摂り入れる ヨーグルト、らっきょう、キムチ、納豆、味噌、甘酒 善玉菌を育てるものを摂り入れる 豆類、ごぼう、発芽玄米、切り干し大根、海藻類、 ひじき、じゃがいも、バナナ、きな粉 セロトニンを合成するときに必須となる ビタミンB群やビタミンKは、 腸内細菌によって作られているため バランスの良い食事が大切です。 また日光浴や軽い運動は セロトニンの活動を促す効果があるので、 毎日30分程度の散歩もお勧めです。 腸と脳の関係は身体全体の健康に とても重要な働きをしています。 ご参考になさって下さい。 ここまで読んで下さってありがとうございました。