こんにちは! 今回は当院にご来院されている方にお伝えしています 自然治癒力についてお話しさせて頂こうと思います。 自然治癒力ってどんなこと? 人が本来持っている治そうとする力ということで傷ができた時に時間の経過とともに 傷口が元通りになる状態です。 いわゆる人が本来持っている回復力で、病気を治す力を自然治癒力といいます。 普段私たちはストレスや今流行っていますコロナウイルスなどで、 身体が不調になり正常な状態を保てなくなってしまいます。 異常な状態から正常な状態に回復させることができるのは自然治癒力の働きによるものです。 健康でなかった状態から健康へと戻る お身体や元のお身体の状態に戻したりする働きを「恒常性の維持」機能といいます。 免疫力と自然治癒力の違いは? 免疫とは、外から侵入してきた異物に対して働く力が免疫機能に対して、 自然治癒力は怪我をした傷口を元に治す事や 風邪を引いて身体が起きた不具合を回復する力のことを自然治癒力といいます。 では、身体を健康な状態に維持するためには…? 身体の機能バランスや、環境が変化しても状態を一定に保つことを恒常性の維持機能といいます。 病原菌やウイルスなど異物の侵入を防ぐことを生体の防御反応といいます。 傷ついた細胞の修復や元通りの状態に修復や再生することをいいます。 この3つの仕組みが十分に働いている状態で 食事・睡眠・運動を適度に意識できることが大事です。 ①食事の栄養バランスが整っている細胞や物質の主要な成分はタンパク質です。 細胞には寿命があるためタンパク質が足りないと免疫力の低下に繋がるため 肉や魚や卵や大豆製品と一緒に摂取しましょう。 また腸内環境も免疫機能と深い関わりがあるため、 腸内環境を整える食物繊維(海藻類やきのこ類)や 発酵食品(納豆や味噌や漬物)など意識して摂取しましょう。 ②日頃から適度な運動をできていますか?
筋肉を動かすことで体温が上がって血流が良くなり、全身に栄養や酸素を取り入れています。 余談ですが、癌細胞やウイルスを攻撃する働きのあるリンパ球のナチュラルキラー細胞は、 運動を持続的にすることができます。 また、体温を1°下げると免疫力は下がると言われていて 適度な運動は免疫細胞を働きやすい環境に促します。 ③十分な睡眠をとれていますか?
睡眠中は、日中活動して疲労していた細胞や組織が修復される大切な時間です。 風邪や傷を治すためには自然治癒力を促すのが成長ホルモンです。 成長ホルモンは眠りに入って約3時間の間深い睡眠時に分泌されます。 傷ついた全身の細胞を修復し、疲労を回復させます。 寝不足が続くと、体内の細胞の回復ができず免疫機能の働きも低下して すぐに風邪を引きやすくなったり 治りにくくなったりします。 睡眠は身体の回復だけでなく、記憶の整理や心の整理もされて ストレスを解消する時間にもなります。 いかがでしたか? 未然に防ぐことが健康への第一歩になるため 自発的に自分のお身体作りの参考になれば嬉しいです。 ここまで読んで頂きありがとうございました。