こんにちは! いつもブログをご覧になって頂き ありがとうございます。今回も血液についての解説です。 血液と水は密な関係で、 血液成分の半分以上は、血漿という液体になり、 この血漿の約91%は水で出来ています。 水の他にタンパク質、糖質、脂質や ナトリウムイオンなどの成分が溶けています。 血液中の成分はこの水分にのせて運ばれています。 水分は血液の流れを円滑にしてくれるため、 日頃から水分を摂取することはとても大事です。 水分不足になると、 血液がドロドロした状態になります。 それは血液中に水分が少なく脂質などが大量に 存在し、スムーズに流れていない状態です。
流れが悪くなると各細胞や組織に 酸素や栄養供給が少なくなり、 免疫力の低下、脳や内臓の機能低下も引き起こします。 血液と水には深い関係があり、血液の濃度が 高くなったり、低くなったり常に変動する血液を 適度に保つ働きをしているのが水になります。 水分摂取したらどうなるの? ドロドロの血液を改善 水分不足になると血液の半分以上 占めている血漿の水分も減るため、 血液がドロドロになりやすくなります。 水分摂取するとドロドロの血液を解消し、 老廃物なども排出しやすくなり血流が良くなります。 脳の活性化 脳内は細い血管も多く、 血液の流れが良いと酸素や栄養素 を十分に届ける事ができるため、 脳が活性化し頭痛の予防にも 繋がります。 冷えの防止 水分摂取すると血液がサラサラになり 流れも良くなるため、 自律神経の働きも安定していきます。 血管は自律神経の働きで拡張したり 収縮したりするため、 手と足の血管の働きにも作用し、 冷えの防止に繋がります。 筋力低下の防止 筋肉は水分量が多い組織になります。 筋力を保つには適度な運動と 水分摂取がとても大切です。 血液の流れが良いと栄養素が 筋肉の各部に運ばれるため、 筋肉疲労も解消されます。
このように水分不足は血液に大きく関係しており、 身体の不調に繋がる原因の一つです。 脳梗塞や心筋梗塞、腎臓結石や 膀胱炎なども引き起こしやすくなります。 日中活動の水分摂取も大切ですが、 睡眠中でも約500〜600mlの水分を失っています。 特に午前4時〜8時にかけて 血液の粘度が最も高くなるとも言われていますので、 寝る前にコップ1杯200ml程度の水を 摂取すると疲労回復効果、 血栓や脱水の防止にもなります。 水分摂取を意識すると トイレに行く回数が増えますが、 老廃物が排出され血液も サラサラになるため 日頃から水分摂取を 意識して心がけてみましょう。 ご参考になさってください。 ここまで読んで下さってありがとうございました。