整体後に起こる好転反応ってどんなもの?
皆様は整体やマッサージなどは受けたことがありますか?
よく、「終わった後の方が痛い!」
「もみ返しになった!」という方を見かけます。
好転反応ともみ返しは何が違うのか?
そもそも、なぜ起こるのか?
なった時の対処法は!?
など、今回はこの三つについてお話ししていきますね!
好転反応ともみ返しの違いって??
まず初めに、巷ではよく聞く「もみ返し」と「好転反応」の違いですね。
これを説明する前に筋肉の仕組みについてお話ししますと、
筋肉というのは、繊維状になっています。そしてずっと同じ姿勢が続いたり
同じ動きしかしていないと、その繊維の中でも決まった部分だけに硬さが出てきてしまいます。
肩や首が凝ったな~!!と感じた時、その部分を触るとゴリゴリしているのが分かると思います。これを「硬結」と呼びます。
そして、基本的に施術中に身体をほぐす際にはこの硬結だけをつぶすような感覚で
押していきます。
それはなぜかというと、硬結以外の場所をむやみやたらに押してしまうと
もみ返しになる可能性があるからです。
そこまで悪くなっていない筋肉を力任せに押すとどうなるでしょうか。
そう、損傷してしまうのです。
つまり、押すべき筋肉を見誤ったり、とにかく強い力で押し続けたりすると
筋肉を傷めてしまい、「炎症反応」としての痛みが出ます。
これが俗にいう「もみ返し」です。
もみ返しの場合ですと、筋肉に傷が入っている状態ですので、大体一週間から二週間程度続くことがあります。
次に「好転反応」についてです。
簡単に説明してしまうと、治る過程において血流が促進されたことにより出る反応のことです。
例でいうと、温泉にゆっくり使った後、身体がだるく感じる事はありませんか?
まさにそのような感覚で、どこかに滞っていた血液が温まる事でいきなり
全身に回り、だるさが出たりします。
そしてその後、血液循環が正常に行われたことで、硬くなっている筋肉や傷めている傷口に酸素などの栄養が集まり、身体の修復に向かっていくのです。
つまり、治る過程でどうしても起こりえる事なのです。
基本的には好転反応の場合では一日、二日で収まることが多いです。
なった時の対処法は??
これは両方に共通して言える事ですが、まずはたくさん水分を取りましょう。
そもそも筋肉に水分が含まれていないとほぐれていきません。
水を飲んで毒素を排出していきましょう!
これに関しては、無理のない範囲内でやりましょう。
基本的に好転反応は怪我とは違うものなので血流を上げていくことが大切です。
柔らかい身体づくりをしていきましょう!
施術後眠くなるのは、副交感神経が優位になっている証拠です。
特に当院では自律神経の調整をしていくため、施術中に寝てしまう方もいらっしゃいます。
人は寝ているときに疲労物質を血液が回収して回復していきます。
眠いなあ、だるいなあと思った時にはそのまま寝てしまいましょう!
いかがだったでしょうか?事前に仕組みが分かっていると安心して
施術を受けられると思います。
何かお困りのことがありましたらなんでもご相談くださいね!