産後の骨盤矯正って何をするの?
こんにちは♪今回は、当院でもよくいらっしゃる「産後の骨盤矯正」についてお話していこうと思います。
骨盤の歪みのメカニズム
妊娠後、リラキシンという女性ホルモンの分泌が盛んになり、
出産に向けて少しづつ骨盤の関節が緩んでいきます。
恥骨結合と言われる骨盤の下部、全面の関節は5ミリほど離開し緩みます。
そうして出産の準備を始めていくのです。
こちらが骨盤の図です。
妊娠中には仙腸関節が緩み、恥骨結合が離れ、真ん中の仙骨が下がります。
骨盤腔内を開けて、赤ちゃんを支えるようにします。
また、妊娠中はどうしてもホルモンの影響、普段と違う体勢、体重の増加などで
非妊娠中と比べてかなり負担が大きくなります。
普段とは違う姿勢になる事で、筋肉を使いすぎて腰を痛めたり、内臓が圧迫されて
内臓不調を引き起こすこともあります。
産後は、産前よりも良くなるチャンス!
骨盤を緩める作用のリラキシンは、出産後に分泌量がピークになります。
その為、そのまま放置しておくと歪みっぱなしになりますが、
逆を考えれば普段は靭帯などでがちがちになっている関節が緩んでいるので
矯正がかかりやすい時期とも言えます。
基本的に産後骨盤矯正のゴールデンタイムは、産後2週間~5か月と言われているので
その期間は特に、身体のためにアプローチをする絶好なんです♪
もちろんその期間を過ぎても大丈夫ですよ!
当院で行う事
①姿勢検査
まずはご自身の現在の姿勢を評価します
IPadで写真撮影をして、どの部分が悪いのかを説明させて頂きます。
②骨盤矯正
骨盤や足の骨を引っ張ってしまっている筋肉を調整します。
痛みの無いやり方で行います。
③セルフケア、生活習慣の指導
お家に帰った後にできる簡単なケアをお伝えします。
④通院指導
現在の症状によって、どれくらいの頻度、期間が必要なのか
お伝えさせて頂きます。
最後に
産後の骨盤矯正は、どうしてもホルモンの影響により
産前よりも緩みやすくなっています。
その為、全身をもみほぐすというよりも、「インナーユニット」と呼ばれる
体幹の筋肉を付けていくことが大切になります。
この多裂筋、横隔膜、腹横筋、骨盤底筋の4つの筋肉
を合わせて「インナーユニット」といいます。
この筋肉たちが弱ってしまうと、お腹に力が入りにくくなり
骨盤がずれていく原因になります。
つまり、整体+トレーニングが矯正の近道になるのです。
当院では、状態に合わせてやるべきトレーニングをしっかりとお伝えします。
女性スタッフも在籍しておりますので、ご安心ください。
分からないことなどございましたら、こちらからお気軽にご相談ください♪
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ここまで読んで下さってありがとうございました。